転職と聞くと、否定的に捉える方もまだまだ多いですが、特に専門的な技術を持つ仕事をしている人にとってはけして悪いことではなく、むしろプラスになる場合も多くあります。

1つの会社で定年まで勤めあげるというのは今、日本でも少しずつ当たり前ではない考え方になってきつつあります。実際に、ある程度以上のスキルを身に着けている人であれば、経験職種が多い方が履歴書審査や面接で優遇されやすいことも多く、その分待遇も良いものが用意されることも良くあります。

職種によっては、そもそも契約が短いのが当たり前という職種もあります。そういったお仕事をされている方であれば、できるだけふり幅の広い仕事をしている方が、次につながりやすいのです。様々な経験をして、そこに適応できて来たということが証明されるため、覚えが良く応用が利く人だという評価を得られることが多いからです。様々な職場を経験することで、あらゆる職場文化を理解していることも評価のポイントです。

また、何度も職場を変えているうちに、社会性が身につくという場合もあります。人見知りなどとは言っていられないため、ある程度どのような人とでもうまくやっていく力が知らず知らずのうちに身についてきます。