転職をするための心構えとして、たっぷりと時間をかけるべきであるという意見と、早期で決めるべきという意見があります。どちらが正しいというわけではなく、バランスが重要になります。しかし、退職を先にしてしまっている人は時間をかけている余裕がないというのが現実でしょう。

自己都合で退職をした場合、失業保険をもらうためには3ヶ月の待機期間を経なければなりません。待機期間を経れば3ヶ月は失業保険をもらえます。自己都合の場合には受給期間が短く、最長で150日となっています。また、その金額は過去6ヶ月の給料平均の4割〜8割程度になるので、それほど生活に余裕はないはずです。失業保険をもらうことができても、経歴にブランクができてしまうというデメリットは避けられません。ブランクは3ヶ月くらいなら影響しないという意見もありますが、3ヶ月を過ぎると焦りだして満足の行く活動ができなくなるかもしれません。

自己都合退職のデメリットはとても大きいので、先に内定をもらってから退職をするべきです。現在の職場に在籍をしながらなら、じっくりと時間をかけて希望の条件の仕事を見つけることができます。仕事をしながら活動をするので、平日の夕方以降や休日などを利用して面接を受けることになるでしょう。こちらの方法もデメリットがありますが、トータルではじっくりと次の仕事を探すことができ、仮に失敗をしても失業はしなくてすむという部分でメリットが大きいでしょう。

求人サイトに登録をして、プロのサポートを受けるという手もあります。現在の仕事を続けながら活動をする場合には、プロのサポートがあったほうがありがたいはずです。さまざまな方法を検討してみましょう。